履歴書は手書きかパソコン作成か?

パソコンでの作成でも支障は無い企業が多いものの、やはり手書きのほうが個性が伝わりやすく、丁寧に作成することでプラス評価につながることも多くなります。パソコン作成、手書き作成を応募先より指示される場合もあるので、指示に従って準備しましょう。ここでは、手書きの履歴書作成についてガイドを掲載します。

練習用PDFのダウンロード

以下のファイルをダウンロードして、各自プリントして練習用としましょう。本番用の履歴書については市販のものでも良いですが、NCNでは留学生対応のオリジナル履歴書を販売しています。詳しくはこちらを参照してください。

NCN履歴書作成の手順/5ステップ

以下のステップに従って、和文履歴書を作成します。

  1. 履歴書左側部分(氏名、住所、学歴他)を作成する
  2. 「留学中に力を注いだこと」を下書きする
  3. 「自己PR」を下書きする
  4. 履歴書右側部分(「留学中に力を注いだこと」「自己PR」「免許・資格・表彰」他)を作成する
  5. アドバイザーに添削してもらい、清書する

履歴書左側部分(氏名、住所、学歴他)を作成する

  • 日付は、提出日(または提出直前日)の日付を記入する。
  • 氏名のふりがなは、平仮名で記入する。男・女の選択肢は丁寧に○(丸)をつける。
  • 顔写真のスピード写真は不可。写真店(写真館)できちんと撮影したものを使用すること。企業からの指定がなければカラーでも白黒でもどちらでも構わないが、カラーの指定をする企業が増え始めていることを考えると、特にこだわりがなければ最初からカラーで撮影しておいた方が無難。写真裏面に大学名、専攻、氏名を記入してから張り付ける。
  • 大学名と専攻は日本語で記入する。ただし、専攻が日本語に訳しにくい場合は、日本語の後に括弧書きにし、英語で専攻名を記入しても可。副専攻がある場合は、併せて記入する。
  • 学校が変った場合の表記については、高校から高校へと移った場合は「転入」、短大(Community College)を卒業後に4年制大学に入学した場合は「編入」、4年制大学から4年制大学へと移った場合は「転学」とする。
  • 高校で長期(1年以上)の交換留学をしている場合も、学歴として明記する。
  • 休学をした場合も、復学した時期と共に明記する(面接では理由を聞かれるので、就職活動以外で休学した場合、その理由が否定的に聞こえないよう、きちんと理由を言えるようにしておく)。
  • 職歴は「なし」と記入する。
STEP
1

「留学中に力を注いだこと」を下書きする

実際に履歴書右側部分に記入する前に、セミナーで配布するワークシートなどを使って、下記の手順で考えを整理してみましょう。

  • 留学中に力を注いだこととして“書きたいことを選ぶ。”学業(プロジェクト、リサーチ、特に力を注いだクラス等)、クラブ・サークル、ボランティア、趣味等がテーマとしてよく選ばれる。掘り起こし段階では複数選んでおくとよい。
  • 書きたいことについて「何がきっかけで力を注いだか」を考える。
  • 書きたいことについて「どのような内容で、どのように取り組んでいったか」を考える。
  • 書きたいことによって「何を得たか、自分がどう変わったか」を考える。
  • 書きたいことによって「得たものをこれから(社会人として)どのように活かしていきたいか」を考える。
STEP
2

「自己PR」を下書きする

「留学中に力を注いだこと」同様、ワークシートを使って、下記の手順で考えを整理します。

  • 思いつく自分のPRポイントを、全て箇条書きにしてみる。どのようなことが自己PRポイントになるかは、『履歴書 エントリーシート 志望動機 自己PRの書き方』(ゴマブックス)等の書籍を参考にするとよい。「私のPRポイント」の代わりに、配付資料冊子 就職活動導入セミナー「自己分析ワークシート」の「私の長所・短所」に再度取り組んでも構いません。
  • 書き出した自分のPRポイントから、特に強調したいものを1つか2つ選び、それを中心に字数を気にせず思いつくままの自己PRを作ってみる。抽象的な記述を避けるためにも、具体的なエピソードを入れると、説得力が増す。
STEP
3

履歴書右側部分

「留学中に力を注いだこと」「自己PR」「免許・資格・表彰」他を作成します。
この部分では、自分という人間が、他の学生とはどのように違うのか、企業にアピールするための部分であるということを念頭において記入しましょう。各項目間に矛盾点がないように気をつけることも大切です。

  • 「留学中に力を注いだこと」は、ステップ2で書き出したことを整理して、一所懸命に取り組んだこと、熱中したことを基本的に文章で記入する。ポイントがぼやけることを避けるためにも、多くても3つまでに絞り込むこと。また、内容を見やすくするために短い文章にまとめて、箇条書きにするという方法もある。「××をしました。そして△△に力を注ぎました」のような日記風の記述ではなく、そこから何を学んだかまで触れること。字の大きさにもよるが、このNCN履歴書のスペースでは5~6行が適切。
  • 「自己PR」では、自分の“ウリ”は何なのか、ポイントを絞って記入する。字の大きさにもよるが、このスペースでは5~6行が適切。上記同様、文章で記入すること。
  • 「特技・趣味・スポーツなど」は具体的な内容や成果も記入する。数としては2~3個が適切。箇条書きで可。
  • 「免許・資格・表彰」で表彰の成績優秀者の表記の仕方については、下の例を参考にする。
Dean's List学部長表彰(成績優秀者)
President's List学長表彰(成績優秀者)
National President's List全米成績優秀者表彰
Honor Society(全米版)全米成績優秀者(+Honor Society の名称)
Honor Society(全米学部別版)全米××学部成績優秀者表彰(+Honor Society の名称)
Honor Society(大学別)成績優秀者表彰 (+Honor Society の名称)
Honor Society(学部別)××学部成績優秀者表彰(+Honor Society の名称)
*Honor Societyについては、日本語で成績優秀者表彰と書いた後に、括弧してHonor Societyの英語名を書く。
  • 「本人希望欄」は、その会社で何をしたいのか、仕事(職種)についての希望と志望理由等を簡潔に記入し、熱意をアピールした方がよい。ただし、給料や福祉厚生等の待遇についての希望を記入するのは避けること。
STEP
4

アドバイザーに添削してもらい、清書する

  • 履歴書を書く際には、丁寧に書くことを心掛け(字の上手い・下手ではない)、誠意を伝えること。
  • ペンは必ず黒いインクのものを使用すること。水性ボールペンが望ましい。
  • 誤字・脱字は書き直す。修正液での修正は不可。
STEP
5

NCN和文履歴書

NCN米国大学機構オリジナルの履歴書を以下の要領で販売しています。

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  • 1回3パックまで
  • 日本事務局(東京)では直接販売も行っています(現金のみ)。米国はサポートセンターからの発送のみとなります。
  • 送付希望の場合はこちらのフォームよりお申し込みの上、メールの指示に従って購入手続きを行って下さい。
  • 発送・到着まで時間のかかる場合がありますので、日程に余裕を持って申し込んでください。
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